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ウ 市街化動向

本地域の市街化は昭和30年代後半から著しく進展してきたが、最近の動向をみると、市街地部においてはかつてのようなミニ開発などは減少しつつあり、計画的な宅地開発が進められるようになっている。とりわけ、駅前の土地区画整理事業など大きな市街地開発が進むようになっている。また、JR駅周辺や主要幹線道路沿道におけるマンション建設も目立つようになっており、今後もこうした傾向が進むものと予想される。

人口集中地区(DID=Densely Inhabited Districts)の変遷をみると、平成7年の国勢調査では草津市、守山市、栗東町、野洲町にあって面積20.3km2、人口122,774人であり、圏域人口の47.6%が集中している。面積は昭和55年の10.1km2から15年でほぼ倍増している。

地域的にはJR琵琶湖線の沿線を中心に広がりをみせており、平成2年から平成7年にかけては、草津市の南草津駅周辺、栗東町の手原駅周辺などで広がりをみせている。(図表1-12参照)

 

図表1-12 DIDの現況(平成7年)

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資料:国勢調査

 

 

 

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