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地方都市の中心市街地再生方策に関する調査研究

 事業名 地方自治に関する調査研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


イ 都市における位置づけをとらえる

中心市街地は、都市および都市圏の中心として、広域的な影響力を持っており、中心市街地の衰退が、単にその地区内の要因のみで生じ、その影響もその地区の中のみに限定的であることはまれであり、最近いわれている郊外との関係のみでなく、都市間の競争や都市圏そのものの盛衰とも密接に関わっている。

都市における位置付けとして、都市全体におけるシェアの低下や都市構造の変化を把握する中から、以下のような現象が生じていることに着目する必要がある。

 

○人口の薄い拡散による比重の相対的低下

郊外部への新たな住宅地の拡大や産業施設の立地は、激化する都市間競争の中でやむを得ない面もあったが、結果としてスプロール的な市街地の拡大を後追いする分散的な公共投資や、地域バランスに配慮した副次的な拠点づくりにより、中心市街地の相対的なポテンシャルは低下している。

○産業立地条件の変化による商業基盤の衰退

人口の拡散に対応した郊外部での大型商業施設の立地や、都市圏の拡大や都市機能の高度化により、中心市街地における商業をはじめ、業務機能やサービス業などの産業基盤は衰退している。

 

(2) 中心市街地の範囲を設定する

中心市街地は、実態として中心性を有している中心街と、計画対象としての中心市街地を区別してとらえる必要がある。まちづくりの視点からは関連都市基盤の整備や都心居住を推進する視点から、より広い範囲を設定することになるが、都心部の集中的な再生事業の推進に向けては、より狭い範囲に限定して設定することも考えられる。

 

○中心市街地とは何か、どこか

・中心街:「中心市街地内で、商業地・業務地・公共業務地の面積が50%以上占める町丁目が連担している地域」(土地利用図:国土地理院より)

・人口集中地区:最初に設定されたDIDの範囲などを確認する

○計画対象としての中心市街地を設定する

・計画対象区域とTMOの事業対象区域との使い分け

(図表2-1参照)

 

 

 

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