3. まとめ
日本造船研究協会第40基準研究部会WG1による、平成6年度から平成9年度までの4年にわたる調査研究を受けて、今般、鋼船構造規程及び木船構造規則を廃止し、包括的な船舶の構造基準を定める船舶構造規則が制定され、本年7月1日から施行されることとなった。
このことにより、船舶の構造基準は、材料や用途の多様化等今後の技術進展に的確かつ柔軟に対応できる規則体系となった。今後は、技術の進展に応じて随時告示の見直しを行うこととなる。
最後に、同部会における検討及び船舶構造規則の制定に関して多大なご協力を頂いた方々に対し、この場を借りて深く感謝の意を表したい。