表5-14 貨物輸送の実施状況
次に、フェリー利用実績のある281事業所について、近畿発着フェリーの利用航路を取りまとめる。アンケートに回答した事業所においてもっとも利用率の高い航路は「近畿〜北九州」で36%の事業所が利用している。以下、利用率の順に「近畿〜徳島」、「近畿〜中九州」、「近畿〜北海道」「近畿〜南九州」「近畿〜愛媛」となっている(図5-28)。
図5-28 利用実績のある航路(複数回答) ( フェリー利用経験のある事業所 n=281 )
航路群別に「無人航送」の割合を見ると、北海道航路において、もっとも大きく、ほとんどのトラックが無人航送となっている。一方、四国航路では、無人航送が少なく、特に香川や徳島のような航行距離の短い航路での無人航送はほとんどないといえる。北九州航路での無人航送率は上りで73%、下りで84%となっている(表5-15)。
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