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4 活動事例(三校区推進隊の合同活動)

(1)活動に至るまでの経緯

勝立地区には、玉川校区・笹原校区・天道校区の三校区が存在し、青少協活動が三校区とも最も盛んに行われている。

三校区の地域安全推進班長は、10月22日、勝立地区公民館に集合し、青少協と合同による

ア 校区の美化運動(花苗植え)

イ カーブミラーの清掃

ウ 広報看板の作成

エ 立看板の補修

オ 共同パトロールによる防犯対策、問題点の解決方策について協議した。

(2)活動の概要

三校区とも地域住民に広報した結果、約100名のボランティア、地域安全推進委員,青少協、総数150名が12月21日勝立中学校校庭に集合した。

ア〜エ の活動については、昼間実施

オ については、夜間、推進隊と青少協100名が6班に分かれて実施する

(3)活動結果

ア 校区美化運動について

花苗200株を勝立中学校校庭及びプランターに植え、校区主要箇所に配置した。

イ カーブミラーの清掃について

校区内設置の153個のカーブミラーの清掃を実施した。

ウ 広報活動について

それぞれ持ち寄った材料と道具により、50本の看板を作成、地域内の中学校2校、小学校3校に配布した。

エ 看板の補修について

消えかかった大型看板2箇所の補修作業も完成した。

オ 青少協(勝立地区青少年問題協議会)との夜間防犯活動について

青少年の溜り場、空屋、空き店舗の火災、防犯対策上の問題場所についてパトロールを実施した結果

放置自転車 4台

放置バイク 1台

を発見、同行した警察官の処置で盗難自転車1台、未届自転車2台がそれぞれの所有者に返還され、感謝された。

(4)今後の方針

上記結果に基づき、3校区合同による共同パトロールの実施など地域の安全と住み良い地域づくりに向け、この種活動の継続を確認した。

 

5 モデル活動地区の効果

平成10年度に指定され、同年6月4日、校区を活動単位に大牟田地区地域安全活動推進隊(30班、隊長以下563名)を結成した。

 

 

 

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