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(2)大分港

 

1]大分港の外貿コンテナ貨物の取扱状況

 

大分港には1995年3月に韓国航路が開設され、現在、韓国航路が週2便就航している。また、中国航路が97年7月に開設され、隔週1便就航している。なお、96年11月に開設された東南アジア航路は98年5月以降休航となっている。

大分港における外貿コンテナ貨物の取扱量については、96年度分までしか集計されていないため、韓国航路における取扱実績が検討の中心となる。

95年と96年の取扱実績では、いずれも輸出量が輸入量を上回っており、特に96年にあっては、輸出量が輸入量の6.7倍と輸出超過となっている。

品目別の特徴では、輸出でその他化学工業品(合成樹脂)が主要取扱品目となっており、95年のシェアで36%、96年では取扱量が前年の18倍と大きく増え、87%のシェアを占めるまでになっている。輸入では96年実績で取合せ品、石材、木製品で約80%のシェアを占めている。

なお、95年のインドネシアへの輸出、96年の中国への輸出入については臨時的に発生したものである。

 

表3-3-4 大分港における外貿コンテナ貨物の輸出入量

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資料)大分県港湾課資料より三和総合研究所作成

 

 

 

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