2. 観光・レジャーの目的
観光・レジャーに出かけたとき目的地でしたいことで、最も多いのは「温泉などでの保養」(75.4%)であり、次いで「名所・旧跡めぐり」(57.4%)、「自然や風景の観察、探索」(53.5%)と、買物やスポーツよりも地方の自然や歴史文化に触れたいとする意向が強い。
性別では、男性はスポーツや自然観察など屋外での活動を伴うものが多く、女性は買物など屋内で活動するものが多い。年代別では、20歳未満はスポーツやドライブが多いが、若年層は文化的関心が強く、中高年層は自然を満喫できるもの及び買物・グルメが多い。老年層で温泉保養が多くなっている。
また、つりをする人としない人でみると、する人ほど活動的なものが多く、特に「テニス、ゴルフなどのスポーツ」では、しない人の12.8%に対し、よくする人は50.0%と大きな差異がみられる。さらに居住地別では、福岡市の居住者は温泉や自然観察、大分市は名所・旧跡めぐりや買物・グルメ、宮崎市はスポーツが多くなっているなど、居住地による観光・レジャー志向の差もかなりみられる。