B. 電力制御装置
誤作動は認められなかったので対策の必要はなかった。
C. スピードコントローラ
C.1 対策方法
電磁波の影響によリアクチュエータ出力とアナログ出力が変動する現象が見られたが電磁波の侵入経路を把握するために下記の方法で測定を行ならた。
(1)本体への直接侵入を見るために金属の箱に入れてみる。
(2)入出力線からの影響を見るために必要最小限の線を残し、アナログ入力、接点入力及び接点出力の3本をはずしてみる。
(3)電源線からの侵入を見るために電源線にラインフィルタを入れる。
(4)入出力線にEMIフィルタを入れてみる。
以上のことを考慮し、数種類の対策部品を使用して測定を行なった。
対策例と測定結果を表38〜表43に示す。
スピードコントローラの対策に使用したフィルタ挿入例を78〜80ページに、使用した対策部品を資料2に示す。