日本財団 図書館


7.2.4 油分濃度計

 

油分濃度計は、水中の油分を超音波で乳化し、その濁度の変化で油分濃度を測定するものである。超音波による乳化はSS成分や界面活性剤の影響を除くため2回に分けて行われる。

1回目の乳化でSS成分や界面活性剤による濁度の変化はほぼ終わり、2回目の乳化では油分のみが変化する。この2回目の乳化による変化量だけをとらえることにより油分濃度を正確に測定することができる。

 

油分濃度計の仕様を次に示す。

 

024-1.gif

 

油分濃度計の測定原理図及び電気回路プロック図を次に示す。また、外形図を図8に示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION