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<表 2-1-3>ケーブルの種類と特性 (3)

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(注) JIS C 3410-1993

 

2-1-3 ケーブルサイズの決定法

ケーブルの導体サイズの選定に当たっては、全負荷電流が基準周囲温度におけるケーブルの許容電流値以内であり、かつ、電圧降下が規定値以下となるようにする。

また、短絡時の短絡電流による発熱でケーブルが損傷することがないように分電箱や充放電盤内のブレーカ、ヒューズの設定値を超えたケーブルサイズにする。

(1) 許容電流

ケーブルの許容電流値は<表 2-1-1>〜<表 2-1-2>に示すとおりであるが、布設の際に同一バンドで固定されるケーブル数が6条を超える場合の許容電流値は、表の値の“85%”としなければならない。

導体の許容温度が異なるケーブルを束ねる場合は、許容温度の低いケーブルの許容電流値が適用される。

 

 

 

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