日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

船舶電子機器装備工事ハンドブック

 事業名 船舶の電気装備技術の向上
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


12.4.2 イミュニティの測定法

(1) 放射性イミュニティの測定法

妨害電波の発生源から空中に放射された雑音電波は直接電子機器の回路や筐体に誘導される場合と、電源や信号ケーブル線に誘導されてから妨害電流又は妨害電圧となって回路内に侵入する場合とがある。空中を経由して電子機器に侵入する妨害電波に対するイミュニティは妨害波発生用アンテナから放射される妨害波電界の中に被測定機器をおいて測定される。<図12.4.2>に放射性イミュニティの測定法の構成図を示す。

 

211-1.gif

<図 12.4.2>放射性イミュニティの測定法

 

被測定機器(EUT)に対応して10 kHz〜1GHzの広い周波数範囲を測定する必要があるのでアンテナにはダイポールアンテナ、バイコニカルアンテナ、ログペリオディクアンテナ、ホーンアンテナなどが使用される。妨害波には連続波、変調波が用いられる。EUTの場所で均一な一定電界(3V/mなど)を発生させる必要がある。

ターンテーブル上のEUTを回転させながら動作を観測する。

電波暗室が使用できない場合や強い電磁界で放射する場合はセルを使用する。<図12.4.3>はTEMセル(テムセル)とよぶ試験装置で同軸ケーブルを広げた構造をしている。中心導体板の下に被試験機器を挿入する。外部に電波が漏れないので電波暗室が不用であり、強い均一電界を掛けることができる。さらに直流からマイクロ波までテストできる。ただし、被試験機器の大きさが制限され、機器を挿入するため電界分布が不均一となる欠点がある。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
34位
(35,327成果物中)

成果物アクセス数
265,701

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2022年11月26日

関連する他の成果物

1.「船舶の電気装備技術の向上」の報告書
2.第231研究部会「中型肥形船の総合的運航性能の研究」成果報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から