日本財団 図書館


音響受信装置の構成の一例を<図 3.15.1>に示す。

 

095-1.gif

<図 3.15.1>音響受信装置の構成

 

3.16 舵角指示器

舵角指示器は、シンクロ電機の同期性を利用して、船橋、制御室など遠隔の場所に、舵角を常時正確に伝達するもので、発信器は舵頭にレバー、歯車などで連結される。この他、舵の角度の変化を可変抵抗器で検知し、その変化を電圧の変化に変えて指示する抵抗式のものがあり、小型船舶に使用されている。

なお、船舶設備規程による装置の設置要件などは次のとおりである。

(1) 船橋の適当な場所に装備すること。

(2) 操舵装置の制御系統から独立したものであること。

舵角指示器の構成の一例を<図 3.16.1>に、外形の一例(JIS F 8522-96)を<図 3.16.2>に示す。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION