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船舶電子機器装備工事ハンドブック

 事業名 船舶の電気装備技術の向上
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


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<図 3.9.2>回頭角速度計の外形

 

3.10 無線方位測定機

無線方位測定機は、電波の到来方向を測定する装置である。本装置により遭難船からの遭難信号電波(2,182 kHz )を受信し、その方向を測定して目的の方向へ直行する(ホーミング航法という。)ことができる。遭難信号電波のホーミングは、船首から±30度が分かればよいことになっている。この周波数は、大型船の場合、船体の影響を大きく受け易く、全周方向にわたるホーミングが技術的に難しい点から、測定条件が緩和されている。

漁船などは、遭難信号受信時のホーミングに加え、漁網に取り付けたラジオブイからの電波(1.6〜2 MHz帯)や僚船からの電波を測定し、電波の発信源へ直行するホーミングにも使用される。

この装置を新設する際には、海上試運転の時に、方位誤差修正試験を行い、方位誤差修正表の作成・提出が必要である。誤差修正試験は、通常、ビーコン帯と2MHz 帯の2周波で実施される。

過去においては、この装置は自船位置の特定に効力を発揮したが、GPSが普及した現在はその用途はなくなっている。

標準的なものの電気的特性の例は、次のとおりである。

(a) 受信周波数範囲:285 kHz 〜13.6 MHz

(b) 受信方式:スーパーヘテロダイン

(c) 空中線:ループアンテナとホイップアンテナ

(d) 指示方式:ゴニオメータ式ブラウン管全方向プロペラ型直視式

 

 

 

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更新日: 2019年3月9日

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