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2・3・2 トランジスタの動作原理

 

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図2・14 トランジスタの原理図

 

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図2・15 トランジスタの記号

 

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図2・16 トランジスタの動作

 

NPN形トランジスタに図2・16(c)のように電池をつなぐと、ダイオードの逆バイアスに相当するから電流はほとんど流れない。次に図2・16(d)のように左側のN形の部分と中央のP形の部分に、N形が、(-),P形が(+)になるように別の電池をつなぐと、左側のNP接合の部分は順バイアスとなって、N形の部分からP形の部分に向かって電子が移動する。ところがP形の部分は非常に薄く作られているので、移動した電子のほとんど全部が右側のPN接合部に到達する。このときこの部分には電子を右側へ引き寄せる電界があるので、電子は右側のN形の部分に更に移動する。電流は電子の移動方向とは反対の方向であるので、矢印のように電流が流れることになる。左側のN形半導体の部分をエミッタ(E)、中央のP形部分をベース(B)、右側のN形部分をコレクタ(C)と呼ぶ。

 

 

 

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