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表2・18 配電盤用器具の温度上昇限度(基準周囲温度の限度45℃)

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(5) 動作試験

(a) 遮断動作試験

定格電圧及び定格電圧の85%,110%での開閉及び手動での開閉を行ない、その状態を確認する。

本試験は過電流継電器動作試験とあわせて行う。

(b) 逆電力継電器動作試験

動作及び回路などについて確かめる。

(c) 過負荷継電器動作試験(優先遮断を含む)

セットされた電流値により継電器の動作を確かめる。

オイルダッシュポット式の場合は温度補正を加えて確かめる。

(6) 低電圧投入及び引きはずし試験

遮断器を投入後、操作回路の電圧を徐々に降下させ開放電圧を測定する。

また、徐々に電圧を上昇させて投入電圧を測定する。

(7) インターロック試験

(a) 陸電受電用遮断器と発電機用遮断器間、スペースヒータと発電機用遮断器、非常又は補助発電機間などに備えられているインターロック機構についてその動作をか確認する。又、ほかに機械的なインターロックが備えられている場合には、確実に動作し、作動中、レバー、ピン、ロッドなどが異状な騒音を発しないことを確める。

 

 

 

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