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表2・16 母線の空間距離の最小値(NK規則)

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表2・17 制御用器具の絶縁距離の最小値(NK規則)

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(備考)(1) 空間距離L-Lは、裸充電部間及び充電部と接地金属体との間に適用する。

(2) 空間距離L-Aは、充電部と偶発的に危険となり得る金属体との間に適用する。

(3) 沿面距離は、絶縁物の種別及び形状によって決める。

“a”は、セラミックス(ステアタイト、磁器)及び他の絶縁材料でも、特に漏れ電流に対し安全なリブ又は垂直面をもった絶縁物で、実験的にセラミックを用いたと同様と認められるもので、トラッキングインデックス140V以上の材料(例えば、フェノール樹脂成形品等)に適用する。

“b”は、その他の絶縁材料の場合に適用する。

(4) 空間距離L-Aが、それに対応した沿面距離“a”又は“b”よりも大きい場合には、裸充電部と操作者が容易に触れることができ、かつ、絶縁が劣化することによって充電部となる絶縁金属体との間の沿面距離は、L-A以上であること。

(5) 電流値は、定格通電電流の値で示す。

(説明) 定格絶縁電圧とはJIS C 0704(制御機器の絶縁距離、絶縁抵抗及び耐電圧)では次のとおり規定している。

絶縁設計の基準となる電圧で絶縁距離および耐電圧を満足する電圧。

 

(9) 内部配線支持法及びその耐振性

配線支持法の良否、耐振性は良いか確かめる。

(10) 外線引込口の位置と寸法

(11) 端子の形状、記号位置、配列、記号及び大きさ

 

 

 

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