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2. 事業計画の概要

 

2.1 委員会の開催

 

海上貨物運送調査会の下に試験方法・判定基準調査研究委員会として、「危険性評価部会」を設け、国連勧告に規定されている試験方法及び判定基準の調査研究内容に対する検討及び承認、並びにその報告書を作成した。

委員会の開催状況等は次のとおりである。

(1) 委員構成:学識経験者、関係官庁及び業界関係者、合計13名

(2) 開催回数:年間4回

a 第1回会合:平成10年4月23日、部会の位置付け・運営方針・目的等の確認及び各調査研究テーマの紹介、内容の検討・承認を行った。

b 第2回会合:平成10年9月16日、各調査研究テーマの研究計画及び進捗状況報告。

c 第3回会合:平成11年1月12日、本年度調査研究実施報告及び中間報告書作成に対しての審議。

d 第4回会合:平成11年2月16日、本年度調査研究中間報告書の審議及び承認。

 

2.2 物質の危険性評価のための試験方法及び判定基準に関する調査研究の実施

 

(1) 調査研究

「固体酸化性物質-酸化性試験方法の確立」については、当協会理化学研究所にて実施した。

(2) 委託研究の実施

1]「酸化性液体試験方法の検討」の実施については、試験の特殊性により火薬メーカーである日本カーリット株式会社危険性評価試験所と当会の間で委託契約を結び調査研究を実施した。

2]「デフラグレーション試験特性に関する研究」については、試験の特殊性及び危険性により火薬メーカーである株式会社カヤテック厚狭事業所と当会の間で委託契約を結び、調査研究を実施した。

 

 

 

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