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 スポーツ歴はA・B・C群の順に多い傾向にあった。健康状態に関して「非常に丈夫」 と答えたものがA・B群で20.0%〜27.3%、C群で0.0%、逆に「あまり丈夫でない」と答え たものがA・B群ともに0.0%。C群で28.6%あった。体力評価に関しても同様な傾向がみら れ、走行能力の優れたものほど健康・体力に自信を持っていると考えられる。運動習慣 に関してもA群の90.0%が定期的・不定期的に運動しているのに対し、C群の42.9%が全 くしていない結果を得た。また、日常運動している者としていない者とで走行距離・走 前の血液成分、ローレル指数を比較してみると、日常運動している者の走行距離が長く、 ローレル指数が低い傾向が認められた。一方、運動・スポーツに対する期待は、一般的に は精神的・肉体的ストレスの解消(41.1%)、筋力・持久力等の増強(32.1%)、成人病予防 (14.3%)の順に多かったが、C群ではストレス解消に対する期待が減少し(28.6%)成人病 予防に対する期待が増加している(21.4%)傾向にあった。


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