日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 自然科学 > 医学.薬学 > 成果物情報

教育用小冊子「血圧測定に必要な循環生理学の知識」

 事業名 保健医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


図27 24時間血圧測定に基づいた血圧度数頻度図
   (血圧ヒストグラム)

図の横軸は動脈圧,そして縦軸はその度数頻度で,実線は収縮期圧,点線は拡張期圧を示す。そうすると,収縮期圧も拡張期圧も二つの山に分かれ,血圧値の高いほうの山は活動期,そして低い方の山は安静あるいは睡眠時の血圧を表している。このような表現をすれば,それぞれのひとに特徴的な血圧の状態を,より正確に把握することができるし,また,種々の治療の効果も,より論理的に判断することができる。
 高血圧患者についてとくに重要なことは,どのような患者の予後が悪く,どのような患者の予後がそれほど悪くないかを的確に知ることで,それにはただ1回の血圧の測定で判断することはできない。従って,上述のようなヒストグラムなどから,より多くの情報に基づいて予後の評価をするほうが判断の誤りが少ないと思われるが,少なくともこれまでのところ,24時間の血圧測定の平均値が臓器障害,とくに左室肥大とよい相関を示すことが知られており,その意味では診察室での測定値がもっとも臓器障害との相関が低く,むしろ家庭での自己測定のほうがすぐれていることが示されている。また,血圧の日内変動においては一般に日中に高く,睡眠中は低下する2相性の変化を示すが(dipper:凹型),高血圧の患者の中には睡眠中の血圧低下を示さないこともあり(non-dipper:非凹型),後者では予後が不良なことが知られている。

 

前ページ    目次へ    次ページ






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら
競艇の収益金はあなたの街でこのように使われています



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
26位
(24,541成果物中)

成果物アクセス数
135,602

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2008年11月29日

関連する他の成果物

1.教育用小冊子「変わっていく医療と信頼性ある診療・看護記録の活用の仕方」
2.教育用小冊子「セント・クリストファーズ・ホスピスに学ぶ 緩和ケア医療とチームケア」
3.教育用小冊子「ボランティアのためのターミナルケア講座 いのちの終わりに愛と癒し」
4.教育用パンフレット「膝痛を治すための日ごろの手入れ」
5.教育用パンフレット 家庭介護のコツ?C「排泄のお世話」
6.教育用パンフレット「やけど(熱傷)−やけどの深さによってその対応も異なります−」
7.教育用パンフレット「新老人−実りのある第三の人生のために−」
8.ピースハウスホスピス教育研究所 事業年報1998
9.「保健医療に関する教育及び調査研究」の報告書
10.新潟大学医学部附属病院、県立がんセンター新潟病院 訪問報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から