
図19血管内圧の変動と容積の関係
D.毛細血管における循環
毛細血管の領域における物質交感の状態を図23に示す。細動脈側から細静脈側へ流れる流量には両側間の圧勾配が関与している。細動脈側の内圧は32oHgぐらい,そして,細静脈側では15oHgぐらいであり,およそ17oHgぐらいの圧の差がある。一方,毛細管内外での流体の動きは血管内の水力学的圧と浸透圧の差によって定まる。すなわち,細動脈側での浸透圧は25oHgであるから,7oHgの圧差で,蛋白質を除く他の溶質が水分とともに毛細管外へ移行する。細静脈側の毛細管内では水力学的圧はおよそ15oHgとなり,これに対して水分が毛細管内へ移動した毛細管内液のコロイド浸透圧は29oHgに高まっているので,およそ14oHgの圧差で液体は毛細管内へ戻ってくる。
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