

「保険医療に関する教育及び調査研究」の報告書
■事業の内容
(1) 国際ワークショップの開催 [1] 国際ワークショップ a.招聘者 海外3名、国内9名 b.開催場所 聖路加看護大学(東京) c.開催期間 平成9年8月29日〜30日 d.参加人数 延約324人 e.開催内容 テーマ:「病院、外来及びホスピス、在宅ケアのQOL向上をめざして −医療従事者がいかに連携すべきか−」
[2] 地方セミナー a.講 師 国際ワークショップの海外招聘講師1名 b.開催場所 京都府医師会館 c.開催期間 平成9年8月31日 d.参加人数 120人 e.講演内容 国際ワークショップと同じ
(2) 健康教育の啓蒙普及並びに調査研究 [1] 展示貸出資料の整備 a.整備内容 品名 数量 (a)健康教育図書 90部 (b)教育ビデオ 5本 (c)CDROM 2部 b.整備場所 健康教育サービスセンター(東京都千代田区平河町2−7−5 砂防会館)
[2] 教育用パンフレットの作成 a.名 称 生活医学シリーズ b.規 格 A4版 2頁 3ツ折 オフセット 2色 c.部 数 1回 15,000部 5回刊行 d.内 容 (a)生活習慣病としての心臓病 (b)ストレスと心身症 (c)家庭看護のコツ−朝の身じたく、身だしなみ (d)コレステロールと私たちのからだ (e)心のケアと人間的成長をはかるカウンセリング e.利用内容 会員配布、健康教育教材
[3] 教育用小冊子の作成 a.名 称 ライフ サイエイス シリーズ b.規 格 A5版オフセット 48頁 (表紙 2色) c.部 数 1回 800部 5回刊行 d.内 容 (a)自分への気付きと統合 (b)電話相談技法 (c)改訂最新版・緩和ケアにおける症状観察とコントロール (d)ナースのための最新感染症学 (e)ナースのための肝臓病学 e.利用内容 会員配布、健康教育教材
[4] 定期刊行物の刊行 a.名 称 教育医療 b.規 格 A4変形 16頁 2ツ折入紙型、オフセット c.部 数 3,200部 10回刊行 d.内 容 病気の予防、健康管理に関するもの、各種講座、セミナー等の案内 e.利用内容 会員配布、健康教育教材
[5] セミナー・講演会の開催 〈セミナー〉 a.開催場所 東京、京都、岩手、福岡 b.開催回数 85回 c.参加人数 延6,896名 d.内 容 保健管理の知識、医療に関する新しい知識と技術の普及、在宅ケア・訪問看護・ナースプラクティショナー 〈講習会〉 a.開催場所 健康教育サービスセンター b.講 座 名 (a)家庭看護講座(ヘルパー2級)60回 延1,656名 同 施設見学 55回 延 152名 (b)血圧自己測定講習会 34回 延 34名 (c)食事教室 4回 延 101名 (d)ハーベー教室 23回 延 420名 (e)運動療法教室 50回 延 89名 (f)運動教室 13回 延 34名 (g)ヨーガ教室 13回 延 113名 (h)シニアスポーツ 12回 延 53名 (i)たばこをやめよう会 1回 14名
[6] 海外における健康教育、医学教育の実情調査−(1) a.調査場所 英国 ロンドン b.調査期間 平成9年4月13日〜25日(13日間) c.派遣人員 1名 d.調査項目 ホスピス緩和ケアに関する教育セミナー参加
[7] 海外における健康教育・医学教育の実情調査−(2) a.調査場所 米国 ボストン(ベスイスラエル病院、マサチュセッツ総合病院) フィラデルフィア(ジェファーソン医科大学) ワシントンDC(ジョージタウン大学) b.調査期間 12月25日〜1月1日(8日間) c.派遣人員 1名 d.調査項目 米国最新医療事情
(3) 保健・医療におけるボランティアの育成指導 [1] 講演会の開催及び教育資料の作成 〈講演会(フォーラム)の開催〉 a.開 催 日 平成10年3月4日 b.開催場所 町田市民ホール c.内 容 私たちが考える地域で共に生きるボランティア活動 d.講 師 5名 e.参加人数 625名 〈活動講座の開催〉 a.開 催 日 平成10年3月19日 b.開催場所 千代田区立内幸町ホール c.内 容 ボランティアのためのターミナルケア講座 d.講 師 5名 e.参加人数 192名 〈教育資料の作成〉 ボランティア特集号発行 3,200部
[2] 各種ボランティア養成講座の実施 a.ヘルスボランティア講座(17回 参加:延232名) b.ボランティア研修会 ( 9回 参加: 85名) ボランティア選択講座 (10回 参加:延195名)
[3] 海外研修調査 a.調査場所 ハワイ b.派遣人員 2名 c.派遣期間 平成10年3月10日〜15日(6日間) d.調査内容 ハワイにおけるホスピス・病院のボランティア活動の実情調査
(4) ターミナル・ケアの研究と人材の育成 [1] 図書・文献の整備、文献サービス a.文献検索システムの整備と文献サービス b.図書・文献の整備:国内図書 67点、海外図書 13点、ビデオ 24本、CDROM 2本 c.整備場所 ピースハウス病院内ホスピス研究所(神奈川県足柄上郡中井町井ノ口)
[2] ホスピス国際ワークショップの開催 a.招 聘 者 2名(英国) b.開催場所 ピースハウス病院内ホスピス教育研究所 c.開催期間 平成10年1月3日〜4日(2日間) d.参加人数 延 約89名 e.開催内容 チームケアと教育プログラム−セント・クリストファーズ・ホスピスに学ぶ−
[3] ターミナル・ケア人材育成講座及び研究会の開催 a.医師及び医学生のための疼痛緩和医学講座 8回開催 参加人数 延 22名 b.ナースのためのターミナル・ケア講座 8回開催 参加人数 延 573名 c.ホスピス・ボランティア養成講座 12回開催 参加人数 延 386名 d.ターミナル・チーム医療講座 13回開催 参加人数 延 302名 e.ターミナル・ケア教育(一般向) 8回開催 参加人数 延 233名 f.ターミナル・ケア研究会 月1回(計12回) (症例研究・症状コントロール看護研究) g.ターミナル・ケア研修 5コース 参加人数 延 53名
[4] 機関誌の発行 a.機 関 誌 (a)ホスピス教育研究所業績年報 500部 (b)ピースハウス活動報告書 3,500部 b.配 布 先 研究所維持会員、講座受講者、関連病院、研究機関
[5] ターミナル・ケア研修生の外部派遣 外部ホスピス・緩和ケア病棟へターミナル・ケアに携わる医療スタッフおよびボランティアを派遣し、他機関でのケアの実際を研修した。 a.国内研修 (a)参加者 延 31名 (b)研修先 全国 15ヶ所 b.海外研修 (a)派遣者 1名 (b)派遣場所 ピースハウスの姉妹ホスピス オーストラリア パース市 コテージホスピス (c)期 間 平成9年12月5日〜15日(16日間) (d)研修内容 チームケアの実情、看護スタッフの人事管理、その他ホスピスケア全般
[6] アジア・太平洋地域ホスピス協議会参加 a.参 加 者 3名 b.開催場所 香港 c.開催期間 平成9年11月16日〜19日 d.開催内容 各国のホスピス緩和ケアの現状報告、アジア太平洋地域ホスピス名簿の作成とネットワーク化、ホスピス緩和ケア教育プログラム、共同研究プロジェクト、尊厳死・安楽死に関するステートメントの再確認など
■事業の成果
当法人は、設立以来、保健・医療に関する海外の先進的知識・技術の紹介、各種健康教育と調査研究、ボランティアの育成指導及びターミナル・ケアの研究を進めてきた。世界におけるこの分野の急激な変化に対応しつつ、これらの活動を更に充実して、我が国の保健・医療の改善・向上に資することが期待できる。
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6,701位
(35,690成果物中) 
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550 |
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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2023年5月27日 |
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