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■事業の内容

(1)第25回 笑いの文化づくり事業
  [1] 日   時  平成9年9月14日
  [2] 場   所  弘前市民会館
  [3] 出 演 者  にしきの あきら、由利 徹、鶴田 さやか、他30名
  [4] 観 客 数  約1,460名
(2) 第26回 笑いの文化づくり事業
  [1] 日   時  平成9年10月5日
  [2] 場   所  気仙沼市民会館
  [3] 出 演 者  松方 弘樹、由利 徹、人見 明、他30名
  [4] 観 客 数  約1,420名
(3) 第27回 笑いの文化づくり事業
  [1] 日   時  平成9年11月6日
  [2] 場   所  秋田県民会館
  [3] 出 演 者  清水 アキラ、桜町 弘子、森川 正太、他30名
  [4] 観 客 数  約2,630名

■事業の成果

人間社会が高度に発達し、多様化した現代において、社会全体に「心の豊さ」を求める状況は一段と増し、芸能文化に対する期待も大きくなっている。そのような中で本事業は、日常生活に追われ、笑いの芸能文化に親しむ機会の少ない一般の人達が、本事業に積極的に参加することによって、日常生活では得にくい素晴らしい感動を得、自らの情操を養うと共に、心の豊さや、うるおいを取り戻す事が出来たと言っても過言ではない。また、日頃なかなか笑いの環境を作ることの出来ない、さらにそのような場があっても自ら参加することをためらっていた心身障害者、交通遺児達が今までになかった規模の本事業に自ら勇気を持って参加した事によって、一生忘れがたい感動を受け、それぞれの人生に奥行きや輝きを得たと思われる。そして、この事業開催の場で、今まで同じ地域に住みながら交流のなかった三者がより強い絆をもつ事が出来たことは、真に生き甲斐と活力のある地域社会を作る手助けが出来たと思われる。
 本事業の成果が各地域によって認識され始め、事業開催の要望が全国各地で強く要請されている事も見逃せない。又、この成果が各方面で日本の芸能文化の振興、普及、向上に役立っていると確信している。本事業が終わった後も、この事業によって作られた地域のふれあいの輪が大きく広がっていく事を期待するものである。





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