
■事業の内容
(1) 相撲指導者講習会 [1] 全国都道府県相撲指導者講習会 a.開催部門 (財)日本相撲連盟 b.開催期日 平成9年6月28日〜6月29日 2日間 c.開催場所 国技館相撲教習所 d.実施内容 講演 立会いの妙味と正常化について 相撲競技における主審の役割 競技会規程及び審判規程 行司として心掛けてきたこと 実技 主審の技術と動作 講師 (財)日本相撲連盟 常務理事 舘岡儀秋 常務理事 中山国久 常務理事 屋田敏弘 (財)日本相撲協会 27代行司 式守伊之助 e.受講人員 84名 [2] 第14回全国小・中・高校・大学及び社会体育相撲指導者研修会 a.開催部門 (財)日本相撲連盟 b.開催期日 平成9年8月19日〜8月22日 4日間 c.開催場所 草津相撲研修道場及び国技館教習所 d.実施内容 挨拶 (財)日本相撲連盟 副会長 松村 豊 (財)日本相撲協会 理事長 境川 尚 講演 (財)日本相撲協会 理事 北の湖 敏満 日本体育大学 教授 堀居 昭 日本医科大学 整形外科部長 南 和文 (財)日本相撲連盟 常務理事 舘岡儀秋 実技 (財)日本相撲連盟 常務理事 中山国久 (財)日本相撲連盟 常務理事 大野孝弘 (財)日本相撲連盟 常務理事 安井和男 (財)日本相撲連盟 常務理事 屋田敏弘 (財)日本相撲連盟 競技委員 浦嶋三郎 (財)日本相撲連盟 指導委員 大山 進 (財)日本相撲連盟 指導委員 熊ヶ谷豪秀 e.受講人員 31名 (2) 選手権大会 [1] 第36回全日本青年相撲選手権大会 a.開催部門 (財)日本相撲連盟、北國新聞社 b.開催期日 平成9年9月28日 c.開催場所 金沢市末広町 卯辰山相撲場 d.参加人員 22チーム 103名 [2] 第36回全国教職員相撲選手権大会 a.開催部門 (財)日本相撲連盟、三浦市、三浦市教育委員会 第53回国民体育大会三浦市実行委員会 b.開催期日 平成9年8月24日 c.開催場所 神奈川県三浦市総合体育館 d.参加人員 30チーム 134名 [3] 第8回全国都道府県中学生相撲選手権大会 a.開催部門 (財)日本相撲連盟 b.開催期日 平成9年8月10日 c.開催場所 東京都墨田区横綱 国技館 d.参加人員 47チーム 235名 [4] 第6回世界相撲選手権大会 a.開催部門 国際相撲連盟、(財)日本相撲連盟 b.開催期日 平成9年12月14日(日) c.開催場所 東京都墨田区横綱 国技館 d.参加人員 37ヶ国 171名
■事業の成果
(1) 相撲指導者講習会 全国都道府県相撲指導者講習会では、「主審の動作と技術」をテーマに講習会を実施し、受講者に審判実務のポイントを的確に把握せしめることができた。特に第27代式守伊之助の講話はアマチュア相撲とは次元の異なるプロの世界の行司の役割と苦労を浮き彫りにし、受講者に深い感銘を与えた。 全国小・中・高等・大学及び社会体育相撲指導者研修会では、選手の強化と大会運営に関する実務・実技を中心とした研修を行い、相撲指導者の指導能力の養成と向上に貢献した。 (2) 選手権大会の開催 実施した大会は、下記の4大会である。 [1] 全日本青年相撲選手権大会 [2] 全国教職員相撲選手権大会 [3] 全国都道府県中学生相撲選手権大会 [4] 世界相撲選手権大会 まず[1]〜[3]の大会の成果については、青年・教職員・中学生が日頃の鍛錬を発揮できる場が設けられ、モチベーションの向上に大いに寄与した。 [4]の大会については、5大陸6地域で世界選手権の予選を兼ねた各大陸相撲選手権大会が開催され、その予選を通過した国と選手並びに昨年のベスト16に残った国と選手のみが大会に参加したため、取り組み全般の水準がより以上に向上し、名実共に世界選手権に相応しい大会となり、相撲の国際的普及と国際親善に貢献した。
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