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■事業の内容

我が国の海難審判制度は、明治30年7月に施行された海員懲戒法に基づき始まって以来、昭和22年11月に公布された海難審判法に引き継がれ、平成9年をもって100周年を迎えるが、その間の歩みを編集、刊行して、海事官公庁、団体、教育・研究機関等に配布し、海難審判の海難防止にはたす役割をより一層理解させるために以下の事業を実施した。
 [1] 年史
  [1] 題 名 海難審判制度100年史
  [2] 規 格 上製本、箱入、表紙金箔押、オフセット、A4版、890ページ
  [3] 部 数 500部
  [4] 内 容 海難審判制度の起源、海難審判制度の変遷、100年間に起こった重大海難事件の実態及び原因、海難審判と裁判
  [5] 配布先 海事関係団体・教育機関、図書館、海難審判庁
 [2] 委員会及び小委員会の開催
   ◎ 委員会 4回
        検討内容 100年史のスケルトン検討
             第1編の原稿作成
             第2編原稿、第3編資料の作成
             最終案作成
   ◎ 小委員会 4回
        検討内容 第1編原稿の検討
             第1編原稿の再検討
             第2編原稿、第3編資料の検討、修正
             第2編原稿、第3編資料の再検討、修正
■事業の成果

我が国の海難審判制度は、明治30年7月に施行された「海員懲戒法」によって始められて以来、昭和22年11月に公布された「海難審判法」に引き継がれ、平成9年をもって100年を迎えたが、その間の海難審判制度の変遷、各種重大海難の事件概要、発生原因などを資料に基づき正確かつ詳細に記述した「海難審判制度100年史」を500部刊行し、海事関係官公庁・団体・学校等に配布し、我が国の海難審判制度の果たす役割に対する理解をより一層深めることが出来た。





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