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6. 事業の優先順位

 

(1) 優先順位の考え方

 

●以上の計画内容については、運営協議会での議論をベースにして理想像を描いたが、これらをすべて一気に実現させることは現実的に難しい。そこで、まず何から順に始めるかといった、「優先順位づけ」について検討しなければならない。

 

●この優先順位づけにあたっては、次のような観点からそれそれ5段階の評価をする。

 

1] 資金調達の可能性

・資金調達がすぐに可能かどうか。

 

2] 技術力

・その整備をすぐに行うだけの技術力があるか。

 

3] 社会的貢献性

・その整備が里山の自然保護や農林業振興、ライフスタイルの変革などに社会的に貢献しうるものなのかどうか。

 

●各事業について、この5段階評価の総合評価点を勘案して、次のようなAからDまでの優先順位づけを行う。

169-1.gif

 

(2) 活動の優先順位

 

●上記のような観点で5段階評価し、優先順位づけをすると(表3-6-1)のようになる。なお、ここでは総合評価点が高いものほど優先的な順位づけが考慮されるものとする。

 

 

 

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