(3) 配置計画
●施設配置は、次のような考え方で行なう。
1] 谷津田内部は生物の生息空間づくり、谷津田らしい風景づくりに務め、極力施設配置はしない。
2] 既存の田んぼに隣接して、体験用の田んぼを設けて田園風景をつくり出す。
3] 埋立られた部分の扱いは、有害な物質が混在していないかを慎重に見極めることが先決であり、埋立地周辺の水質検査等を随時行う必要がある。害がないとわかった場合、土づくりから始めて、体験用の畑として環境復元を行う。
4] 谷戸の2又に分岐した先端部のうち、一方について湿地環境を維持する。
5] 谷津田に隣接する斜面林を借りて、各種の体験施設を配置する。
6] エコハウスや創作工房といった建物は、関係する地主との協議の上で決める。