第12章 NC現図システム導入時の精度管理について
NC現図システムを導入しても精度は完璧ではない、それぞれの工程でしっかり管理する事も大切である。
12・1 各ステージでの精度管理項目
12・1・1 マーキン・切断工程
装置による作業なので装置の保守・点検を確実に行う。
?@NCメーカーの保守・点検基準に基づき確実に実施。
?Aマーキングラインと切断線のズレ確認。
12・1・2 曲げ加工
NC現図システムより精度の高い情報が提供されるが、この作業は人の判断で行い、最終精度も人が判断するので十分な管理が必要である。
?@曲がり外板の精度確認は曲げ加工完了時、複数者で行う。
?A機械曲げ加工部材は抜き取りチェックの実施。
12・1・3 小組立て
?@スティフナーの出入り。