イ.フレームスペース・ロンジスペースなどは可能な限り広くする。
ウ.船底外板や船側外板など構造毎の概略重量(ton/m)を算出しブロックサイズ検討の準備をする。
エ.船底外板・船側・上甲板の順でブロック継ぎ手を検討する。ブロック継ぎ手は固定観念に捕らわれず多くのアイディアを出し比較検討する。
b)一般配置図の検討
ア.フレームスペースは可能な限り広くする。
イ.機関室船首壁の船首側にバットを設ける、次にフォアーピークタンク船尾側壁の船尾側にバットを設ける。この間を可能な限り同一ブロック長で最少のブロック数となるように分割する。
ウ.ナックルポイントは可能な限りブロック継ぎ手と整合させる。
(ブロック内ナックルを回避する)
工.ビルジウェルなど狭隘区画とブロック継ぎ手の回避。
オ.タンク配置・デッキ開口部・大物艤装品配置とブロック継ぎ手の整合。
c)機関室配置図の検討
ア.主機台とブロック継ぎ手の整合。
イ.発電機や補機類の大物艤装品配置とブロック継ぎ手の整合。
?A建造法の検討
a)ラフ搭載スケジュールを作成し船台工期と建造法の検討。
ア.層式建造法・箱型建造法・梯形建造法・多点建造法などいろいろな建造パターンを比較検討。
b)ラフ搭載スケジュールで概略ブロック組立日程と能力の検証。
ア.船台工程と地上工程との整合を図る。