?@ほとんどの外板は4周仕上げ切断で曲げ工程へ流れてくる。4周仕上げ切断を行うには、
a)曲げ加工工程(ファーネス)での収縮量が板厚・曲げ形状毎に定量的に把握されており、それが展開図に織り込まれている。
b)曲げ加工工程以降の工程での収縮量(板継収縮量・ブロック収縮量・船台工程での収縮量など)が展開図に織り込まれている。
c)曲げ加工後の仕上がり寸法が指示されており、その寸法を確認しながら曲げ作業を行い作業完了時にはその誤差を確認し記入する、板継工程はその誤差を念頭に置きながら作業を行い、誤差がそこで吸収される仕組みが必要である。
?A精度の高い曲げ治具用の寸法表・型板などが提供される。更に、NC曲げ治具成形機なども実用化されている。
?Bローラーやプレスなどによる1次荒曲げ用のラインや見透し型ラインなども精度よく提供される。
?C大型船造船所では現図システムを活用した外板曲げ加工のCAM化も行われている。