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?A作業者の作業内容が変わる。

a)部材形状のマーキン作業は無くなり、NCマーキン後の部材名称や開先形状などの文字のみの記入作業となる。(オペレータープランで作業)

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b)機械の保守・点検作業が必要となる。

(チップ・ノズルの交換、パウダーの補充、機械精度の点検、など)

?Bマーキン・切断場所が固定化される。(切断は他の場所でも可能)

a)NC切断機の前後に鋼板や部材のハンドリング設備が必要。

(鋼板の仕分けと搬入・部材の仕分け搬出・スクラップの搬出など)

b)100%NC切断機で切断できないので側に仕上げ切断定盤が必要。

(ブリッジや特殊開先は手切断となる)

原尺マーキンは鋼板がある所に作業者が出向き何処ででも作業が出来る。しかしNC切断機は場所が固定される。従って、高価な機械であると同時に簡単に移設出来ないので設備導入に当たっては鋼板置場・仕上げ切断定盤・必要最少限の部材整理場など前後工程との整合を図り、かつ将来の増産も睨んだレイアウト計画が重要である。

 

 

 

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