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第4章 NC現図システムを活用した加工工作法

 

原尺現図からNC現図システムに変わる事で工作法が大きく変わることはないが特徴的な事は、

?@現図作業が床上のしゃがみ姿勢から椅子に座ってのコンピュータ操作に変わる。

?A切断工程のNC化が可能となるほか、各工程でのCAM化が可能となる。

(現図システムの導入と同時に鋼板切断工程もNC化する必要あり)

?BNC現図システムと切断工程のNC化で部材精度が向上し荒伸ばし工法が全廃できブロック製作・船台工程などでの再切断がなくなり工期短縮が図られる。

?C工作上必要な現図情報を簡単かつ高精度に得ることが出来る。

 

4・1 現図工程

小型船舶工業会発行の「現図システム運用マニュアル」などに詳しく記載されているので参照されたい。

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