日本財団 図書館


2.6 陸上部機能概要

 

2.6.1 データ集積

(1) 伝送データの受信

船舶搭載部から時刻指定送信またはインターバル送信で送られる航海情報NAV、ADCP、XBT、CTD、メールの各ファイル1日分約270KBを受信する。

 

(2) 受信データの集積

受信した各ファイルは日付けが変わる毎に日付けで管理される集積フォルダへ格納される。

 

2.6.2 データ伝送

(1) 自動着信

船舶搭載部から伝送データが送られると陸上部の一般回線につながれたモデムは設定された回数だけリングし自動着信する。自動着信により陸上部の通信ソフトへ割り込み処理が発生し接続相手先とプロトコルのネゴシエーション、ID確認を行ない通信が確立されると船舶搭載部から必要な情報が伝送される。

 

(2) リクエスト要求

船舶搭載部と通信が確立し伝送データが送られると通信時間、通信状態が通信履歴のログ情報に追加される。正常に伝送されたか確認する場合には通信履歴を開き、受信不良だった場合は船舶搭載部へリクエスト要求をかけ必要な情報を取得する。(平成10年度実施)

 

(3) 一般回線を使用した機器構成例

 

015-1.gif

 

モデムはMNPプロトコル等をサポートとしたFAX・データモデムを設備する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION