日本財団 図書館


?すべての接地接続は,銅又は他の耐食材料の接地用導体を用い,船体構造物に確実に接続する必要がある。また,接地用導体には,必要に応じて外傷及び電食に対する保護を行うものとする。

?機器の金属枠又は外被が船体構造物に直接取り付けられ,取付け部の接触面が清浄でさび,スケール,ペイントをよくおとし,強固にボルト締めされる場合は,接地用導体を用いなくてもよい。

?いかなる状況のもとでも,ケーブルの鉛被を唯一の接地手段として使用することはできない。

?すべての銅製接地接続導体の公称断面積は,表H2.1.4-1.による。銅以外の接地用導体を使用する場合は,表H2.1.4-1.に示す銅製接地接続導体より大きなコンダクタンスをもつものとする必要がある。

?接地接続導体と船体構造物との接続は,近づきやすい場所で,直径4mm以上の黄銅又は耐食性材料の接地専用のねじを用いて行う。いかなる場合も,ねじ締めされる時,接触面は光った金属面としておく必要がある。

065-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION