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決めた事項について再検討し修正する。

(2)在庫管理のありかた

常備資材の在庫量決定は次による。

(a)標準工程表により在庫補充の時期及び数量を考慮する。

(b)資材の標準化を図る。

(c)在庫量と実績の対比を常に行う。

(d)資材価格の市況ならびに新製品について常に調査する。

 

6.5.4 納期管理

 

(1)目的

購入又は内作で手配した材料、部品を艤装工程に適合して順調に入庫させ工事に支障の生じないようにすることを目的とする。

(2)管理の方法

納期管理規定を作成し、これを実施する。

(3)納期管理規定の内容

(a)予め各メーカーについて予備調査を行う。

材料、部品の製作に要する日数、注文先の能力、信頼度などを調査しておく。

(b)発注後の作業を決める。

注文先の工程に対し日時を定めて調査追跡し日程統制をする。またやむをえず納期の遅れるものが発生した場合の艤装工程組替えなどの処置方法を決めておくこと。

(c)管理に必要な図書を整備する。

外注艤装品一覧表、納期別一覧表、内作艤装品一覧表、船主支給品表など。

 

6.6 資材管理と関連のある社内規格

 

社内規格の例を次に示す。

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