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5. 港湾トラストの現況(ビサカバトナム港の例)

 

今回の調査で中央政府機関のみでは全容を把握することが困難であることが判明し、インド浚渫公社訪問調査があったのでついでにビサカバトナム港湾トラストの訪問調査をお願いし、許可を得ることができ、港湾トラスト運営実態を垣間見ることができた。

ビサカバトナム港は、インド主要港の一つで、インド東海岸アンドハラプラデッシュ州に位置する港でメグバトリゲッタ河口にあり、南北両側に大きな岡でモンスーンを避けることのできる天然の港として古くから利用され、その後防波堤で囲まれた外港の建設も行われ大型タンカーによる石油の受入れ、鉄鉱石の積出し、最近ではLNG船の受入れも計画され一大産業港湾となっている。

 

(1)港湾の概要

(1)港域面積

 

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(2)防波堤

外港には北、南及び東方向に防波堤がありその長さはそれぞれ412m、153mおよび1070mである。

 

(3)取り付け航路

 

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