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通信講習用 船舶電気装備技術講座(GMDSS)基礎理論編

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


また,IC自身の発熱による他の回路への影響も考えられるので,部品配置には十分な配慮が必要である。

(3) 伝達特性

54/74シリーズの各ICでは“0”論理の出力電圧は0〜0.4V,“1”論理の出力電圧は2.4V〜Vccを保証している。一方,ICの入力側では0V〜0.8Vの入力を“0”論理,2.0V〜Vccの入力を“1”論理と判断する。このためTTL間の接続では“0”論理で0.4V,“1”論理でも0.4Vのノイズマージンがあるが,入出力の距離が離れている場合には,誘導などの雑音成分をこの範囲におさえなければ回路の誤動作の原因になる。(図4・14参照)

0.8〜2.0Vの間では“1”か“0”かは種々の条件によって異なるので誤動作をする。ICの前段がダイオード・マトリックスやトランジスタ回路などの場合は,“0”論理のノイズマージンが少なくなり誤動作の原因になりやすい。ノイズマージンは温度や電源電圧などで変動するので,動作チェックでは温度を変えてみたほうがよい。

ノイズマージンの少ない箇所や雑音の多い箇所には,次に説明するCMOSを使うのも一つの方法である。

TTLにかぎらずディジタル回路の故障の発見には,ノイズマージンやパルスのタイミングをみることが多いので,プローブを使用したシンクロスコープの使用をすすめたい,普通ICのマニュアルは,シンクロスコープを使ってチェックすることを前提として書かれている。

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更新日: 2019年8月24日

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