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(4)テフロンシートを入れた場所が分かるように、その部分にマーキングしておくこと。

3・5・5 クランプの方法(取り付け間隔、材料)

(1)導波管の接続部は、いずれか片方の10〜20mmぐらいのところに取付台を設けること。

(2)取付台の間隔は1mを標準とし、1.5mを超えてはならない。

(3)レーダーマストと導波管の間隔は100mm以内とし、やむをえず長くなる場合は補強をして振動を防ぐこと。

(4)2台装備の場合は2段積みもあり得るが、内側の導波管が容易に取り外せるような構造にし、取付台の間隔やマストとの距離は極力短くすること。

(図3・9参照)

(5)余りよく合っていないクランプや、ばりの多いクランプを、むりやり締め付けて、クランプ箇所の導波管を変形させたり、傷をつけてはならない。このために、亜鉛板を巻く方法と、メーカー支給のプラスチック材を用いる方法とがある。また、クランプの締付けねじは、防食の意味でステンレスねじを使用すること。鉄ねじでは4〜5年でさびのためクランプが脱落するおそれがある。(図3・10参照)

 

 

 

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