日本財団 図書館


124-1.gif

RS-FFの機能によく似ているが、JK-FFではJ=K=1の入力が許されていて、1ビット前の出力の否定を出力できる。このFFはD-FF、T-FFとして使用することもでき、最も利用度の高いFFである。

(3)D-フリップフロップ

図5・54にD-FFの論理回路記号、真理値表、タイムチャートを示す。D-FFは、D端子の情報を1ビット遅延させて出力する。このためD-FFは、Dラッチとも呼ばれる。

124-2.gif

(4)T-フリップフロップ

図5・55に示すT-FFは1つの入力T(Trigger)を持ち、入力Tの立ち上がりで出力が反転するか、そうでなければ立ち下がりで出力が反転する。すなわち入力Tを2分周する。

124-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION