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2. 電気機械及び電気器具は、通常の使用に際して、取扱者に危険を与えない構造のものでなければならない。

3. 水滴、油、ビルジ等の落下、はねかえり又は浸水のおそれのある場所に設置する電気機械及び電気器具は、正常な機能を妨害されないように保護しなければならない。

4. 爆発若しくは引火しやすい物質が発生し、蓄積し、又は貯蔵される場所に設ける電気機械及び電気器具は、爆発性ガスにより爆発の危険のない構造のものとしなければならない。

 

小安則第88条関係(細則)

88.1(a)「その使用目的に応じた十分な性能を有するもの」とは、それぞれ次に適合するものとすること。なお、以下88.1<1>において使用する用語の定義は、設備規程第171条に定めるところによる。

(1)発電機及び電動機

(。)負荷試験を行ない、温度上昇が、表88.1<1>に掲げる値を超えないものであり、かつ、異常な振動、有害な火花の発生(整流不良などによる)のないもの。

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(「)定格速度の120%の速度で1分間の過速度試験を行ない支障なく運転できるもの。

(」)絶縁抵抗試験を行ない、次の値以上あるもの。

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(2)変圧器

定格出力で負荷試験を行い、温度上昇が、表88.1<2>の値を超えないもの。

 

 

 

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