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R3,R4のそれぞれの並列抵抗を計算し,R12,R34(同図(d)参照)が求まれば,次ぎにR12+R34の直列抵抗を5・9・1により計算すればよい。このようにして合成抵抗を求めることができる。

〔例題〕 図5・18(a)の示す回路でR1=5〔Ω〕,R2=15〔Ω〕,R3=15〔Ω〕であるとき,合成抵抗は何〔Ω〕か。

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5・10 復習問題(4)

 

(1)直流の種類をあげ,それぞれを簡単に説明せよ。

(2)平滑回路の役目をのべよ。そしてこれにはどんな種類があるか。

(3)オームの法則の関係式をあげ,これを説明せよ。

(4)電圧降下とはどんなものか述べよ。

(5)電力の計算式に三つの形がある。これを示せ。

(6)ジュール熱とは何か。また,ジュールの法則を示せ。

(7)電力量とはどんなものか述べよ。

(8)効率について説明せよ。

(9)ゼーベック効果を説明せよ。

(10)ペルチエ効果を説明せよ。

(11)抵抗率について説明し,又導電率とはどんなものか述べよ。

(12)室温20℃を基準とした抵抗において,t℃になった場合の抵抗の変化の式を示せ。

(13)抵抗の変化による温度測定式を示せ,また,純軟銅の抵抗変化による温度測定式を示せ。

(14)抵抗が直列接続の場合の合成抵抗を求める式を示せ。

(15)抵抗が並列接続の場合の合成抵抗を求める式を示せ。

(16)抵抗の直並列接続における合成抵抗の求め方について説明せよ。

 

 

 

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