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(4)機装品及び船殻構造物との関係

(a)蒸気管,排気管

電路が蒸気管又は排気管と交差又は平行する場合の間隔は,一般的には最小限200mmとするが,ケーブルの種類,防熱工事の状況,通風状態等により決定する必要がある。

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(b)一般ぎ装品

電路と油,水,空気管等のパイプ,通風ダクト,天井内張及び同用主根太等の一般的なぎ装品との間隔は約100mmとするのが望ましい。

(c)船殻構造物

(。)デッキビーム,ウェブビーム等の下面とハンガ上面までの間隔は,原則として約100mm確保することが望ましい。

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(「)電路の横方向に構造物がある場合には,下記寸法を確保することがのぞましい。

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4.4.2 電路の取付け

 

(1)主電路

(a)ハンガの間隔(図4.15〜4.18)

主電路は,組立ハンガと単独ハンガを組合せて取付けるが,いかなる場合でも,ケーブルの支持間隔が300mm以下となるように取付けること。

 

 

 

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