日本財団 図書館


225-1.gif

船舶雑音は出来るだけ小さくなるように設計される。船速、排水量および周波数の関数としてD.Rossは、

NP[dB]=132+50 1og(v[kt]/10)+15 logT[t]-20 logf[Hz]

で一般の船舶雑音を示した。ここで、NPは雑音スペクトラムレベルで、雑音音圧をデシベルで表した量である。Vは船速、Tは排水量、fは周波数である。

 

12.5.2 周囲雑音

波などによる周囲雑音についてはG.M.Wenz(1962年)に発表したデータが現在でも信用されている。<図12.5.2>に示す。

100Hz〜10kHzの主な成分は風浪により、波頭のくずれ、気泡破裂のキャビテーション音などが原因である。より低い周波数には付近

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION