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の伝導性イミュニティの測定法の一例を示す。(a)は雑音発生器NSの出力をコンデンサーを通して結合する場合で、(b)はトランスを使用する場合である。

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雑音を印加したときの電話機の誤動作や雑音混入による通話品質の劣化などを測定する。雑音としては連続波、変調波やパルス波が用いられる。

(3)静電気放電イミュニティの測定法

電子機器に直接または間接的に放電が起きると集積回路などの電子部品が破壊したり、機器が誤動作したりすることがある。

<図12.4.6>は人体に帯電した電気量が装置に流れる経路を示す。直接触れなくても容量結合で放電して瞬間的に大電流が流れて障害を起こす。

 

 

 

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