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あまりないので、無視し1.0としてよい)

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11.3 ケーブルの布設

 

ケーブルの布設に当っては、電路のわん曲、甲板の貫通方法、固定方法、電磁的障害防止対策、特殊場所に布設する場合の保護などを考慮する。

特に、弱電関係機器用のケーブルの布設を計画する際には、一般のケーブル布設上の注意事項のほかに、妨害電路や敏感電路などに対して慎重な検討が必要である。

ケーブルの布設の詳細については「工事編」によるものとし、ここではケーブルの布設を計画する場合の一般的な注意事項を述べる。

(1)他の電路との関係

(a)水中音響機器などの敏感回路及びその他の一般電路から、なるべく間隔をあけ、かつ、平行に布設しない。

(b)妨害電路は、敏感電路から500mm以上離すか、あるいは遮蔽を施す。

(c)敏感電路は、一般電路から50mm以上離すか、あるいはシールド付きケーブルを使用する。

 

 

 

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