5.10.2 -般通信用無線電信等
一般通信用無線電信等に該当する機器は次のとおりである。
(a)SSB無線電話
(b)VHF無線電話(DSB装置、港湾用FMなど)
(c)27 MHz無線電話
(d)40 MHz無線電話
(e)NTT移動通信網無線電話(250 MHz帯のもので、定められた水域のみを航行するものに限られる)
(f)サテライト・マリンホン(N-STAR衛星船舶電話であって、アンテナが自動的に追尾する機能を有するもの)
(g)マリンVHF(限定沿海船にあっては、当該船舶の母港が当該サービス・エリア内にあるものに限られる)
(h)400 MHz無線電話(同上)
(i)マリンホーン(同上)
(j)マリネット電話(同上)
(k)800 MHz携帯・自動車電話(主要航路で通信可能な場合に
限られる)
1)1.5 GHz携帯・自動車電話(同上)
5.11 気象観測衛星「ひまわり」受信装置
5.11.1 概説
気象観測衛星「ひまわり」から送られてくる気象情報画像は、テレビの気象情報としてなじみの画像である。この「ひまわり」は、世界気象機関(WMO)が推進している全世界常時気象観測体制に協力する目的で我が国が打ち上げたもので、現在のものは5号機のGMS-5である。
「ひまわり」の観測項目は、可視赤外走査放射計による地球表面の雲の分布、地面・海面・雲の頂部の温度、並びに水蒸気の密度である。