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5.4.2 システム構成

インマルサットAの構成の一例を<図5.4.2>に示す。

124-1.gif

 

5.4.3 装備場所

(1)船上装置

(a)HF空中線から5m以上離すこと。

(b)VHF、SAT-NAVの空中線から4m以上離すこと。

(c)マグネットコンパスから3m以上離すこと。

(d)レーダー空中線の回転領域を避けること。

(e)煙突からの熱や煙及び多量のほこりを避けること。

(f)厳しい振動や衝撃を避けること。

(2)空中線

指向性空中線(インマルサットA及びB)は、仰角-5度から90度までの範囲にシャドウセクターが6度を超える障害物がない位置を選ぶこと。

無指向性空中線(インマルサットC)は、船首及び船尾方向において仰角-5度から90度まで、更に両舷において仰角一15度から90度までの範囲にシャドウセクターが2度を超える障害物がない位置を選ぶこと

(3)船内装置

HF空中線フィダーから2.5m以上離すこと。

(参考)

国際通信用ファクシミリは、次のように分類される。

 

 

 

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