船舶では、前後・左右方向の速度を得る必要があることから、超音波を鋭いビームで4方向又は3方向に発射し、発射周波数と反射周波数との周波数ズレを検出し、この周波数ズレを演算処理して船体速度、船体方位、対地速度、対水速度、潮流のデータを得ている。なお、対水速度は、海水の反射が、通常は、非常に弱いため、海中に浮遊するプランクトンなどからの反射を利用している。(<図3.8.2>参照)
使用される周波数は、50kHzと200kHzがあり、水深により使い分けられている。 音響式ログのシステム構成及び機器の装備場所は、音響測深機と同じであるので、3.6.2、3.6.3を参照のこと。
使用される周波数は、50kHzと200kHzがあり、水深により使い分けられている。
音響式ログのシステム構成及び機器の装備場所は、音響測深機と同じであるので、3.6.2、3.6.3を参照のこと。
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