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7.2関門海峡(早鞆瀬戸)の航行

(1)概要

早期瀬戸の地形を図I‐7.5に示す。

早期瀬戸は関門海峡の東口に位置し、関門港の港城内で、港則法により関門航路が定められている。最狭部の幅は約500mである。

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(2)潮流

関門海峡の潮流を図I-7-6に示す。

早鞆瀬戸においては、壇之浦(下関)のほぼ高潮時に西流西強、ほぼ低潮時に東流最強となり、潮流予報点(門司埼灯台から316°300m)では大潮期平均西流5.3ノット、東流6.4ノットであるが、最大流速西流6.5ノット、東流8.5ノットになる。

なお、瀬戸で流速の最強となる場所は関門橋の下流側で、最大流速は潮流予報点の1.3倍(西流)、1.1倍(東流)に達する。

 

 

 

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