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5.2通航の現状について

(1)通航時に注意する事項

操船者が通航時に注意する事項を表I-5-3に示す。得点数は、例示した注意事項に優先するものから順位を付けてもらい、優先順位1番を10点として、以下順位が下がるごとに1点ずつ点数を下げて集計したものである。

一方通航でないことに起因する、関係すると思われる航路出入口の混乱(第2位)、憩流時の行会い(第3位)、航法違反船(第6位)が上位となっている。

また、その他としては「漁船の操業」、「フェリーの横切り」、「低速船」、「外国船の動向」、「本船の性能」、「乗組員の技量」などが見られた。

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(2)衝突の危険を感じた場所

衝突の危険を感じた場所を図I-5-1に示す。東および西の航路入口付近に集中している。

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