される。船舶の大型化に伴い、水路の広さSoと、船体断面の広さS(χ)の比(これをブロッキング比と言う)が相対的に大きくなり、それに伴いこれらの影響は無視できない程度に大きくなる。
(2) 船体沈下 1)深水域における船体姿勢 船体が前進速度を持っている時、船首で押し退けられた流体は船体、船底に向かって加速され後方に流れ去る。この時、船底と水底の間が浅い場合、船底での流速は速くなりベルヌイの定理より圧力は低下し、このため船は沈下しトリムを起こす。特に船首または船尾での船底と水底の間隔の減少をSquat(うずくまる)という。CBの大きいタンカーでは特にこの傾向が著しい。
(2) 船体沈下
1)深水域における船体姿勢
船体が前進速度を持っている時、船首で押し退けられた流体は船体、船底に向かって加速され後方に流れ去る。この時、船底と水底の間が浅い場合、船底での流速は速くなりベルヌイの定理より圧力は低下し、このため船は沈下しトリムを起こす。特に船首または船尾での船底と水底の間隔の減少をSquat(うずくまる)という。CBの大きいタンカーでは特にこの傾向が著しい。
これらの現象は船型、船速、水深によって変化する。一般商船では、深水においては ?フルード数0.3以下では船首尾ともに沈下しわずかに船首トリムの傾向がある。 ?フルード数0.3以上では船尾沈下が激しくなり(Trim by the Stern)、頭を上げて航行するようになる。
これらの現象は船型、船速、水深によって変化する。一般商船では、深水においては
?フルード数0.3以下では船首尾ともに沈下しわずかに船首トリムの傾向がある。
?フルード数0.3以上では船尾沈下が激しくなり(Trim by the Stern)、頭を上げて航行するようになる。
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